台湾フィットネスコンベンション リポート 


10年の歴史ある、台湾コンベンションは2001年8月16日〜19日の間開催され、 800名の愛好家・インストラクター達の参加で賑わいました。       
去年から台湾でブームを呼んでいる、「Body Pump」
「Body Combat」のSteven Renata氏。
今年からのブームに応じた、「Viva La Vida Loca」のClaudia Moreno女史。
日本から、秋野典子女史(AFAA Trainer)と中尾和子女史(日本AFAA顧問)そして、毎回恒例のMary Saders女史(Speed Aqua)等。外国からの有名なインストラクターを招聘(しょうれい)。
 今回の特徴は、「Business Management」と「Personal Developmnt」の企画が組み入れられ、専門教育で台湾フィットネスの人材を国際の舞台に登るレベルに育成することが開催側の目的だそうです。
 ジャンルが10項目あり、Mental Fitness・water Fitness・Special Topicでは子供や中高年向けの運動指導が人気を呼んでいました。
 会場では、知り合いのインストラクターが皆集まってきて、一緒に踊ったり・・・話したり・・・情報交換に華を咲かせ、friendlyなムードの四日間でした。

今、台湾は日本ブームです。
マスコミの影響もあり、パラパラダンスが流行っています。
そこで、僕は台湾人に合うFitness Danceとして、「拍?拍?節奏舞」(※ラの漢字が出ませんが・・)を考案し、子供から主婦層対象に台湾で普及しています。日本語なら、パラパラリズムダンスと読みます。
日本人と台湾人はリズムの取り方が違うので、そこは僕達!台湾人の方が台湾人を指導するのは馴染み易いので人気があります。

今までは、自分の為に興味のある講義に参加するだけでしたが、今回は日本から取材依頼の仕事を頂き、4日間の取材と事務局との交渉等・・・疲れたけど、新たなチャンスを頂いた事に感謝致します。これを機会に台湾と日本のFitnessの研究活動にも力を注いでいきたいと思います。

         レポーター:黄 建勲(Huang Chien-Shun)

ボディ−ステップ>
<台湾人インストラクター>
<親子フィットネス>
台湾フィットネス状況

台湾でのフィットネス傾向を1995年からリサーチしてきました。
この6年間で感じた事は、1995年の来た頃・・・朝夕公園で社交ダンス・太極拳・気功・美容ダンス・・・その他独自の踊り??と楽しんでいる人々の多さを見て、
「これは、日本のフィットネスクラブの形式は導入するのは難しい!!」と言う印象でした。
台湾の人々は運動嫌いです。その背景には運動習慣や生活習慣の違いがあります。一言で言えば、疲れる運動は苦手な方が多い!と言えます。
そのような国民性を踏まえて外資系フィットネスクラブの参入で、2000年からは、瞬く間にフィットネスブームに火がつきました。
アメリカのリサーチ能力は見習うべき点が多いと痛感させられました。
1年で台北市内に3施設をOPENし。約28000名の会員を獲得したそうです。まさに!アメリカンパワー!!です。
しかし、残念な事に継続利用される会員が少なく、会員カードを持っているだけで良い!!と言う、流行だけで終わりそうな気配も感じていますが。
そのような事は台湾現地のフィットネス経営者やインストラクターには関係なく、このブームの波及効果を台湾独自のフィットネスとして利用し、仕事にしていくか・・・が、重要のようです。
                   国際友縁有限公司
                     代表 間瀬 雅美

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