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『アダプテッドエアロビック・よこはま2001』開催される

2001年3月4日(日)障害者スポーツセンター「横浜ラポール」にて、『アダプテッドエアロビック・よこはま2001』チームチャレンジが開催されました。今年は障害者チーム・一般チーム・混成チーム合わせて32チームの参加があり、年齢も幼稚園児〜90歳までと幅広く、3世代交流イベントともなりました。
 
 
 
オープニングは?障害者とダンスを楽しむ会?の皆さんによるパフォーマンスで始まりました。車椅子と動きを合わせて踊る姿はとても息が合っていて見事です。また、最後に行なった「21世紀音頭」では会場の皆さんも一緒に身体を動かせるようにリードをして下さり、とてもユニークでした(^○^)。

 そしていよいよチームチャレンジの発表です。皆さん練習の成果を一生懸命舞台の上で表現しています。障害者チームにはサポートをするインストラクターや関係者の方が一緒に参加している場合が多く、出だしや、動きが変わるときなどに「はいっ!」「それっ!」と掛け声(いわゆるキューイングですね)が聞こえてきました。そして、だんだん音楽にのってくると緊張も少しほぐれたのか、自然と笑顔が見られるようになり、観覧の方々も一緒に微笑んでいました。

 混成チームは、多人数での参加が目立ちました。中でも一番多い30人の「レッツ、ダンス、つばさ」の皆さんによるパフォーマンスが印象的でした。はっぴを着て、バチのようなもので音を出しながらリズミカルに動き、とてもまとまりがありました。

一般チームには実に様々なジャンルと年齢のグループが集まりました。大学の同好会・サークル活動のお母様方・ジュニア・キッズ・養護学校教職員チームなどです。ジャンルもエアロビックからHIPHOP・タオルを使ったものまで様々な工夫があり、音楽の選曲も歌謡曲から民謡までとそれぞれのチームの味が出ていました。なかでも、モーニング娘・慎吾ママナドがよく使われています。やはり、耳になじんでいる音楽だと、自然に身体が動きやすいのかもしれませんね。

発表の合間にはスズキジャパンカップ2000で男子シングル部門優勝の上田浩之さんによるパフォーマンスや、吉山一利インストラクターによるチェアロビックが行なわれました。上田さんは今年4月14・15日に行なわれるスズキワールドカップ2001に出場されます。(fitness.co.jpでもその模様をお伝えする予定ですのでお楽しみに!)実はワールドカップ用に作り変えている振り付けとごっちゃになってしまった・・とご本人はおっしゃってましたが、ダイナミックな演技に皆さんくぎ付けでしたので気づかなかったでしょう^^;。吉山さんのチェアロビックでは、会場の皆さんも座ったままのエアロビックを体験。非常に気持ちよさそうでした!
そして、最後には参加全チームに各賞が贈られました。全員が何らかの賞を頂ける・・とても1人1人を大切にしているイベントなのだなあと感じました。また、障害者・混成・一般のチームの中で特に作品構成・発表技術・チームワークに優れた各1チームにアダプテッド賞が授与されました。また、その指導者にもベストサポート賞が贈られました。
<<アダプテッド賞>>

障害者チーム 「はっぴー」・・・新潟からの参加チーム。平成6年から知的障害者授産施設(通所)「杉の子工房」で活動しているメンバーの代表。オハロックに合わせて元気いっぱいでした!

混成チーム  「トムトムの家」・・・泉区にある地域作業所の利用者・職員・ボランティアの混成チーム。郷ひろみの曲で行なったパフォーマンスは車椅子利用者と介護者の息がぴったりでした!

一般チーム  「タジマ(川崎市立田島養護学校)」・・・食べる事・寝る事・身体を動かす事が大好きな13人の教職員チーム。とにかく笑顔とパワーあふれるパフォーマンスは初参加とは思えませんでした!(G)

*IB(インストラクターズバンク)登録インストラクター ベストサポート賞受賞!*
 「はっぴー」遠藤恵子インストラクター・・・指導しはじめのころは、音楽を聞くのもいやがる方もいて戸惑いました。が、今は約30人で月に2回、音楽に合わせて身体を動かしたり、ボールを使ってゲームをしています。去年このイベントを見に来てやってみようという事になり、新潟から参りました。受賞できるなんて・・ほんとに嬉しいです。職員さんや、お母様の協力ナシには出来なかったと感謝しています。インストラクターがリーダーとなってほんの少し背中を押してあげるだけで、世界が広がる方が沢山いることを活動を通じて感じています。
*大会実行委員長より* 本イベントは障害者だけでなく、健常者の方々にもご参加頂き、お互いに楽しい時間を共有しふれあう機会となればという想いから『アダプテッドエアロビック』という言葉を用いることとしました。(「アダプテッド(adapted)」という言葉には適合する・順応するなどの意味があり、“エアロビックが誰にでも適合する運動でありたい”という思いから、障害を持つ人のエアロビックを『アダプテッドエアロビック』と呼んでいます。)それは、アダプトする事とはお互いが理解しあいハーモナイズすることであり、現代の社会理念としてのバリアフリーやノーマライゼーション(平等)に通じると思われるからです。そして、このエアロビックの集いが全国に、さらに全世界に向かって広がる波紋の一石になればと願っています。

アダプテッドエアロビックよこはま2001実行委員会
実行委員長 島貫 啓

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