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第1回「女性のための抗加齢医学研究会」開催される
2002年5月11日(土)東京芝浦ニューピアホールにて、
『第1回女性のための抗加齢医学研究会』
が開催されました。
医師や美容関係・フィットネス関係者が多く参加し、
市民公開講座は一般の方も熱心に耳を傾けていました。
◆◆シンポジウム
「アンチエイジング医療の現状と未来」◆◆
各専門家の方からの講演と質疑応答が活発におこなわれました。講演のいくつかをまとめてご紹介します。
●胎盤医学から見たアンチエイジング
金山尚裕(浜松医科大学産婦人科教授)
胎児のおよび胎児環境の研究は人の老化防止を考える宝庫であるという考えのもと、研究をされています。羊水には強力な活性酸素抑制があることが解明されるなど、今後も研究結果が注目されそうです。
胎児の便まで研究されていることには驚きました!
●21世紀の日本人の生活フィットネス
福永哲夫(東京大学大学院生命環境科学系教授)
加齢と共に萎縮する傾向にある「筋」のデータ−を具体的に紹介。前腕・上腕など腕の筋肉は「筋量」は変化していなくても、確実に「筋力」は衰えているという結果に、みなさん驚いていたようです。筋量・筋力共に、特に、変化が著しいのが腿の前側にある「大腿四頭筋」でした。
筋量は運動など何もしないで生活していくと、20歳をピークに1年で約1%減少して行くそうです。ちなみに、無重力状態の宇宙では1日で約1%減少!ベットで寝たきりになると2日で約1%減少!風邪で寝こんでいたあとに立ち上げる時に、かなりフラフラしたのはこういう事が身体の中で起きていたからなんですね。
これらの減少スピードを緩やかにするためには1日10分間のトレーニングが良いそうです。また、日頃大股で歩くように意識することも、お勧めです。
→ブース出店もあり、講演の間には参加者であふれていました。
◆◆市民公開講座
「女性が美しく生きるために」◆◆
●美しい素肌を求めて
小林裕美(大阪市立大学大学院医学研究科皮膚病態学助教授)
東西の医学を駆使した治療経験をもとに、健康で美しい素肌を甦らせるための日常生活のポイントを解りやすく説明して下さいました。正しいスキンケア・紫外線予防・皮膚科に早めにいくことなどはもちろんの事、和食中心の食生活、有酸素運動、腹式呼吸、そして心の持ち方が非常に重要なのだそうです。アトピー患者に躁鬱気味の人が多かったりするのは、心因性によるところがあるからなんですね。
皮膚だけが健康で身体は不健康ということはありえない!と
講師がおっしゃるく
らい、美しい肌は健康の証しであり、皮膚(肌)と身体の健康は関係しているのです。
●抗加齢医療における運動療法とは
田中康弘(田中ウィメンズクリニック 院長)
この研究会の発起人でもあり、マタニティビクスでもおなじみの田中先生が具体的なエクササイズも含めて、最後に講演されました。
人間の進化の形から、今をよりよく生きるためには・・・姿勢づくりや有酸素運動・筋力UP運動・動き作り(ダンスなど)・そしてストレッチが重要である。さらに、それを的確に動機付けをしながら指導する「指導者」が大切であると強調されていました。
実際に竹尾インストラクターによる「チェアエクササイズ」と藤田インストラクターによるエクササイズ指導が行なわれ、いつでも何処でも行なえる運動を参加者は体験することが出来ました。
取材後記)))
私達インストラクターの売りである、「一緒に動いて運動させる」ことが、今回のようなテーマにも大変大きな役割を果たせるのでは?と感じた研究会でした。参加者はきれいな方が多くて・・・・女性の「いつまでも美しくありたい」という気持は、ものすごいパワーをもっているなと実感しました。(あ、私も女性なのですが・・(^^ゞG)
詳しいお問い合わせは
女性のための抗加齢医学研究会 事務所
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