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「青竹ビクス」

〜ジャパニーズフィットネスの先駆け的存在！「青竹ビクス」〜

◇ＰＡＲＴ1◇

一家に1つはあったあの健康器具が・・・
楽しいフィットネスプログラムとして全国で展開！

日本（人）が開発したプログラムをご紹介する「ジャパニーズフィットネス」。
第3回は、ジャパニーズフィットネスの先駆け的存在で、現在も全国で大好評を得て展開されているプログラム「青竹ビクス」の考案者、岡本正一さんにお話を伺いました。

青竹ビクスとは

Ｇ（編集Ｇ）：まず最初に、青竹ビクスとはどんなプログラムか教えていただけますか？
Ｏ（岡本正一さん）：はい。青竹踏みを繰り返し、足のツボに刺激を加えることで、自然治癒力を高め、全身の血行を促進することを目的としたプログラムです。青竹踏みだけでなく、ストレッチや下肢のマッサージなど、シンプルな動きを組み合わせていますので、運動が初めての方や体力に自身がないという方にも気楽に楽しくご参加頂いています。
Ｇ：青竹って、昔は、一家に１個？！必ずといっていいほどありましたね。今でも実家には、本物の竹で出来たものがありますが・・・足が疲れるとよく乗っていたのを覚えています。疲労回復や運動後のリフレッシュにも良さそうですね。
Ｏ：そうなんです。裸足で踏みしめることで血行が良くなり、リフレッシュにもかなり効果的です。それだけでなく、簡単な動きで膝下の筋肉たちも刺激できますから、女性に多い「冷えやむくみ」などの予防にもとても有効なんです。。

考案に至ったきっかっけは？

Ｇ：私も日常的に使用していた青竹ですが・・・アメリカからの最新プログラムが全盛の中、これをフィットネスプログラムにしようなんて、一度も考えたことなかったです。どんなきっかけで考案されたのですか？
Ｏ：一番最初は、もう２０年くらい前になりますかね〜。ＮＴＴ西日本さんで社員のご家族向けのセミナーの依頼があったんですよ。主に奥様向けで、誰でもできる簡単な運動を・・・というご依頼でした。当時のエアロビクスは結構ハードなものでしたので、どうしようかな〜と家で考えていたんです。そうしたら、母が台所で食事の支度をしながらなにやら踏み踏みしていたんですよ。瞬間的に「これや！」って思いましたね。そこから、足のツボやリフレクソロジーを調べたり、動きを考えたりして、今の青竹ビクスの前身とも呼べるような形が出来上がり、「これはイケルっ！」って思いました。
Ｇ：その時の参加者の反応はどうでしたか？
Ｏ：とにかく簡単で、しかも身体がポカポカに温まったので、「これはいいわね〜♪」の連発でした（笑）。家でも出来ると好評で、結局４２箇所ぐらいセミナーをして回ったんですよ。これは、とてもいい経験でしたね。

フィットネスと融合するメリット

Ｇ：そして、そこから一気に全国へひろまったんですか？
Ｏ：いえ、それがですね、そのセミナーが終わったあとはほったらかしで・・（笑）。
Ｇ：ほったらかし？！青竹のプログラムをご自身で広めようとは、なさらなかったんですか？
Ｏ：はい。広めるとか、特許をとるとか、全然頭に浮かばなくてですね（笑）、当時は、ほんとうにフリーのインストラクターとして毎日忙しくレッスンをしていく日々でしたから・・・ほったらかしだったんですよ。
Ｇ：それが、いまや全国のフィットネスクラブや公共施設でも実施されていますね。全国展開のきっかけは、やはりスポーツクラブ　ルネサンス（http://www.s-re.jp/）さんですか？
Ｏ：はい、もうそれ以外ないです（笑）。１５年くらい前でしょうか、ルネサンス姫路店で、「高齢者やエアロビクスはちょっときついという方向けのプログラムはないだろうか」というお話があって、そこでまた「あ、青竹や！」って思い出したんですよ。
Ｇ：５年もほったらかしで（笑）。
Ｏ：ほんまにね〜（笑）！そこで、まずはざっくりとプログラムを見直して、わざとアイドルタイム（※当時は、１５時ごろ〜１８時ごろまでスポーツクラブへ足を運ぶ人は少なかった）にプログラムを入れてみて、様子を見ようということになったんです。そしたら、人が集まる！集まる！今まで、グループレッスンを躊躇していた方も、「青竹やったら、やってみようか〜」と来てくださって・・・。
Ｇ：あっという間に大人気のプログラムになったんですね。

全国展開への貴重な経験

Ｏ：そして、全国のルネサンス店舗に導入しようということになったのは、望月スーパーバイザー（現：（株）ルネサンス　クオリティサポート部　部長）が姫路まで足を運んで実際にレッスンを見て下さり、最後の一押しは、斎藤社長（現：会長）の「これはもう、絶対やったほうがいい！」の一言でわーっと（笑）。
Ｇ：そこから岡本さんが研修などを行ったんですね。
Ｏ：いえ、まだです（笑）。ほんとに、レッスンのみしか行っていなかったので、インストラクターが指導できるように研修をするとか、どう進めたら理解しやすいとか想像もつかなくて・・・望月さんにぜ〜んぶ教えて頂いたんですよ。
Ｇ：力強いサポートが得られたんですね。青竹ビクスを育ててくれたのはルネサンスさんだと・・・。
Ｏ：そうです！もう、絶対そうなんです。研修だけではなくて、プログラム内容についても一緒に検討を重ねましたし、ニュージーランドまで行き、某プログラムで有名なレスミルズのマスタートレーナーにも直接アドバイスを頂いたり、筑波大学でデータをとり転倒予防の効果があることも立証できたり・・・・と、個人ではとても出来ないようなことに、時間もお金もつぎ込んでくださって、今のプログラムが完成したのですから。全国への広がり方も、圧倒的に早かったですし。

スポーツクラブ　ルネサンス　サイトをご覧下さい　http://www.s-re.jp/