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「JAPANESE FITNESS」日本発のフィットネスプログラムやオリジナルエクササイズを追及する人々をご紹介します!

ヒザイタ改善エクササイズ 小谷さおり
■第6回(2008.10)■

「ヒザイタ改善エクササイズ」
〜目標は1駅に1つのヒザイタ改善普及!全国のヒザイタさんを救うエクササイズ普及が本格始動!「ヒザイタ改善エクササイズ」〜



◇PART2◇

楽になるから運動できる。運動するから改善される!一生、自分の足で歩きたい・・・そんな願いを力強くサポートするエクササイズ!

 

日本(人)が開発したプログラムをご紹介する「ジャパニーズフィットネス」。第 6 回は、全国のヒザイタさん救済プログラムとして登場して 10 年「ヒザイタ改善エクササイズ」と、その普及活動や指導者育成にも力を注がれている、日本ヒザイタ改善普及会 会長 小谷さおりさんにお話を伺いました。

 

ケガから学んだコンディショニングの大切さ



G(編集G):現在はヒザケアやコンディショニングを中心に運動指導をされていますが、もともと何かスポーツをされていたのですか?
K(小谷さおりさん): ええ、 小中高とバレーボールをしていました。中学時代までは本気でオリンピック選手目指してました。身長が止まって、あきらめましたが (笑)。
G: 選手を目指すほどバレーに取り組まれていたのですね。かなり、ハードなスポーツですからケガなどもされたのでは?
K:はい。 万年、中学では両足捻挫の繰り返し。高校では腰痛に悩まされました。その時にコンディショニングを知っていれば・・・。同じところを痛めてしまったり、本番で最大の力が出せなかったりと、非効率でした。 そして、それが40代になってから発症したヒザイタの元凶に。両足首の緩さとヘルニアが年月を経て、それまで何ともなかったヒザに表れたんですね。
G:だからこそ「ケガする前より良いコンディショニングに」ということを目標 に指導されているのですね。
K:そうですね。コンディショニングは、すぐに痩せる!とかいう代物ではありませんが、根本的な改善を目指すので、結果、効率的な運動といえると思います。

 

自信を持って指導するには


G:着実にキャリアを重ねられ、あらゆる対象者に自信をもってご指導なさっている小谷さんに伺いたいのですが、わりと中堅のインストラクターから「自信がない」という言葉を聞くことがあるんです。自信をもって指導するにはどうしたらよいのか、アドバイスがありましたらお願いします。
K:そうですね、いつも自信満々で指導をしているというつもりはないのですが(笑)、やはり自分の経験や、感じることが大切だと思います。今は、様々な運動指導に関する本もありますし、インターネットでも検索できます。「やり方・方法」はいくらでも出ています。しかし、それをそのまま鵜呑みにしてしまっては、応用も何もききませんよね。「何でこうなのだろう?」と何でも疑問をもって、徹底的に調べたり、自分で行ってみたりして、その方にあったものを提供してくことが、結局は「自信」というものにつながるのではないでしょうか。
G:現在、グループレッスンの指導もされていますが、その際に意識されていることはありますか?
K:はい、土曜日にレギュラーレッスンをおこなっているのですが、家族やご夫婦での参加がとっても多いんですね。そして、お父さんは家長の誇りをかけて(?!笑)とても張り切って参加されるわけです。ですので、お父さんが動きやすいような、シンプルでダイナミックな動きをメインに構成しています。そこで、細かい振り付けなどをしてしまったら、出来ない→はずかしい→もういかない・・・となってしまうかもしれませんしね。
G:張り切っているお父さんが目に浮かびます(笑)。シンプルで伸び伸びしているクラスはあまり見かけなくなりましたね・・・。エアロにしろ、YOGAにしろ、とにかくバリエーションを増やしたい!という声が多いと、養成コースや講習会を開催している方から聞きました。
K:私は、バリエーションを増やすなら、動きのバリエーションではなく、指導方法や伝え方のバリエーションを増やすことが大切だと思っています。ひとつの方法だけでなく、同じ効果を狙うにしても、様々な方法で提供できるようになれば、どんなお客様にも「私は運動ができない・向いてない」なんて悲しい思いをさせずに済むのではないでしょうか。お客様が飽きているんじゃないかと、心配をするインストラクターも多いと思いますが、私の経験では、ほとんどこちらが思っているほど飽きていません。むしろ、ご自身で微妙な変化を感じられていたり、気づきがおこっていたりする可能性が高いのですから。

 

ヒザケア&ジャイロトニックハウスについて


G:こちらの「ヒザケア&ジャイロトニックハウス」は 9 月末にOPENされたばかりなのですね。ジャイロとニックの木製マシンがバーンと置いてあるのが素敵です!眺めも良くて、開放感がありますね。
K:ありがとうございます。実は、OPENする前から、予約がパタパタと入ってしまいまして・・・思っていたよりも急発進です。もっと、あれこれ準備しようと思っていたのですが・・・。
G:小谷さんのプライベートレッスンが受けられるとなれば、皆さんほっておかないですよ。サイトやブログなどでいち早く情報を入手されているのでしょうね。
K:そのようです。いきなりお金が振り込まれていてビックリしたり・・・(笑)
G:それは、やる気も感じられますね(笑)。ジャイロやヒザケアだけでなく、グループで行う産後ケアのレッスンもあるそうですが。
K:ええ、この地域は 30 代のお母さんが多くて、とても皆さんアクティブで若々しい。身体のことに対しても、とても興味をお持ちなので、赤ちゃんと一緒に出来るエクササイズと提供できればと思ってはじめました。開いてしまった骨盤を徐々に引き締めていくので、内臓下垂や腰痛も予防できますし、産前のスタイルに戻っていきやすくなります。
G:この空間で、わいわいレッスンをできることが何よりの楽しみにもなりそうですね。もうひとつのグループレッスン、エイジングケアのクラスは既に満員だとか!
K:「くしゃみもコワクない骨盤底筋をつくりましょう」が効いたのかしら ( 笑 ) 。もちろん、それだけでなく、これから先の長い人生のために必要なコンディショニングも提供していきますよ。
G:少人数ですし、ガンガン運動という感じでないところが、運動初心者にも参加しやすい感じがしますね。
K:運動しなくちゃな〜、したほうがいいよな〜と、どこかで思っていてもはじめられない方は、まだまだ多いと思います。どんなエクササイズでも、どんな理由でもいいから、とにかく始めの一歩を踏み出して欲しい!と、私も含め指導者の多くは思っているはず。とにかく、ひとつひとつ試してみて、初心者の方がほんとうに参加しやすいものを増やしていけば、フィットネス人口ももっと増えてくると信じています。

 

今後の予定

G:では、最後になりましたが、小谷さんの今後の予定などを教えていただけますか?
K:これから本格的にヒザイタ改善エクササイズの普及をしていくにあたり、まずはC級普及指導員を増やして底辺を広げていくこと、そして、その講習会を行っていける指導者の育成に力を注ぎたいと思っています。
G:ヒザイタ改善エクササイズを私も広めて行きたい!というインストラクターは、ぜひ積極的に参加してほしいですね。
K:はい。 1 駅に 1 つのヒザイタ改善を普及するために、伝道師として各地域で活躍したい!という独立心あふれる方、お待ちしております!
G:地元や地域の人々を元気にするインストラクターが、ますます増えることに期待したいですね。本日はお忙しいところありがとうございました。
K:こちらこそ、遠いところありがとうございました。

■ヒザイタ改善エクササイズについてのお問合せ・実施場所・講習会情報はこちら■

日本ヒザイタ改善普及会: http://www.hizaita.com/