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「JAPANESE FITNESS」日本発のフィットネスプログラムやオリジナルエクササイズを追及する人々をご紹介します!

naniAlohaマスタートレーナー写真
■第2回(2008.6)■

「nani Aloha(ナニ アロハ)」

〜お客様のニーズを満たした「ダンスフィットネスプログラム」〜


◇PART1◇
敷居が高く思われていたフラダンス・・・ついにフィットネスプログラムとして登場!

日本(人)が開発したプログラムをご紹介する「ジャパニーズフィットネス」。
第2回は、幅広い年齢層で人気のフラダンスを、誰もが楽しめるフィットネスプログラムとして開発し、指導者育成に力を注いでいる「nani Aloha(ナニ アロハ)」のマスタートレーナー、渡辺俊恵さんと相原正人さんにお話を伺いました。


nani Aloha とは


G(編集G):まず最初に、nani Aloha(ナニ アロハ)とはどんなプログラムか教えていただけますか?
W(渡辺俊恵さん):nani Aloha とは、ハワイに古くから伝わる、ハワイアンフラと現代のフィットネスのノウハウを融合させ、東急スポーツシステム株式会社(TSS)インターナショナルプログラムスが開発した新しいプログラムです。
G:名前の由来、意味も教えてください。
A(相原正人さん):nani=美しい、Alo=分かち合う、ha=呼吸 という意味があります。名前が示すように nani Aloha は、参加することで「happy」 なフィーリングを感 じながら、運動効果が確認できるプログラムとなっているんです。
G:HAPPY!全員、笑顔で踊っていることころを想像してしまいましたが・・。
A:そうですね、自然と笑顔・・・というか微笑んでしまうプログラムですね。


開発に至ったきっかっけ


G:ハワイアンフラは、楽しそうですけれど、継続するのが難しそうなイメージもあります。というのも実は・・・以前、叔母がハワイの大会に出るくらいまでのめりこんでやっていたことがありまして。でも、今はぱったりやめてしまったんですよ。1度お休みすると、周りより遅れてしまっているのがいやみたいで。
W:私も10年近くハワイアンフラを習いに通っていました。通常のお教室では、1つの曲とそれに合わせた振り付けが完成するのに、2〜3ヶ月かかることも珍しくないんですね。その間に何回かこれなくなると追いつけなくなるので、「その曲の振り付けが終わるまでお休みする」という、選択をされる方もいらっしゃいますね。それが、続くと通うのが難しくなってしまうと・・・。
G:そうなんですか。ただ単に、叔母がプライドが高いだけかと思ってました(笑)そうなると、気軽にTRYはなかなかしづらいですね。
W:でも、やはりハワイアンフラの楽しさは味わいたいと思っている方は多いんです。私も相原もそうですけど、ハワイが大好きな方も多いですし。
A:それにお客様もそうですが、私達インストラクターも歳を重ねていきますから(笑)。エアロビクス以外の誰もが楽しめるダンスエクササイズプログラムも必要ではないかと。そこで、TSSさんとこのプログラムを開発し、広めていこうという事になったんです。


フィットネスとの融合するメリット


G:ハワイアンフラは他のダンスと違ってどんな特徴がありますか?
W:ハワイアンフラは、舞っている姿が優雅で美しいだけでなく、1つ1つの動作にも意味があり、曲に合わせたストーリーがあるんです。それが、誰もが持っている、美しさやパワーを甦らせ、結果として生きるパワーを高めてくれる、そんな不思議な「力」 を持っています。それが人気の秘密だと思いますよ。
G:全ての動きに意味があるわけですね。ただ踊るというよりは、表現している感覚でしょうか?参加者全員がパフォーマーのような?!
A&W:ある意味「陶酔」してるともいえますね(笑)。形を作り上げるというよりは、ストーリーを味わってそれに心地よく乗ってもらえるように・・・と、指導の際には意識しています。 踊り慣れていくと、曲を聞いただけで目の前に海のイメージが広がったり、まるでハワイにいるような感覚さえあるんですよ。
G:うわ〜、トリップですね。非日常的な楽しさがある!そのハワイアンフラと現代の新しいエクササイズとが融合(フュージョン)することで、どんなメリットがあるのでしょうか?
A:まず、第一に参加しやすいことです。1レッスン完結型なので、初めての方でも、お仕事をされている方でも、安心してご参加いただけています。ハワイアンの音楽にあわせて無理なく動きますので、骨盤周辺など、今までアプローチしにくかったカラダの変化が体感でき、楽しみながら効果が確認できます。継続もしやすいですから、今後ますます人気のスタジオプログラムになっていくと思いますよ。


プログラム開発秘話・苦労など


G:フィットネスプログラムとして開発するのに、気をつけたことや苦労したことなどはありますか?
W:まずは、ある程度の運動量は確保したかったですし、骨盤周辺にもアプローチしたかったので、FOOTパターンを選ぶのに試行錯誤しました。やはり、フィットネスクラブで行うプログラムですから、足を止めてアームモーションだけを教えるというのは避けたかったですし。
A:あとは、強度の調節ができるようなものを選んだり。現在の形になるまでは、イベントレッスンを何回もして反応を見たり、自分達で動いたりと・・・良く言えばフラ三昧な日々でしたね。
W:大好きなハワイにいけないほど忙しかった(笑)。
A:そうそう、最初はクラスをいくつかに分けようかという話もあったんですよ。初心者、中級者とかね。でも、違和感を感じて・・・話し合いを重ねそれはナシになりました。指導する側からすれば、同じくらいプログラムに慣れている方に来ていただいた方がやりやすいこともあるでしょうが、分けるのは本来のコンセプトから外れるなと。誰でも、楽しく、HAPPYにおこなえるのがnani Alohaですから。


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