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「JAPANESE FITNESS」日本発のフィットネスプログラムやオリジナルエクササイズを追及する人々をご紹介します!

■第1回(2008.5)■

「エアロフットセラピー」
〜今、求められる「体調改善プログラム」〜



◇PART1◇

裸足でフィットネスする・・・
10年前には考えられなかった光景があたり前になってきた。

日本(人)が開発したプログラムをご紹介する「ジャパニーズフィットネス」。
記念すべき第1回は、裸足で行うフィットネスの草分け的存在で、体調改善プログラムとして全国各地に広まっている「エアロフットセラピー」の開発者、有吉与志恵さんにお話を伺いました。


エアロフットセラピーとは


G(編集G):まず最初に、エアロフットセラピーとはどんなプログラムか教えていただけますか?
Y(有吉与志恵さん):エアロフットセラピーは、「ナチュラルエクササイズ」「フットセラピー(足操術)」「コミュニケーションスキル(心理学)」を組み合わせた、体調改善プログラムです。2001年に開発し、認定講習会を行ってきました。おかげさまで、現在は全国の200以上の施設でプログラムは展開され、認定者数も900名を超えました。

G:ナチュラルエクササイズとはどんなものですか?
Y:簡単に言えば、身体を自然な状態(元の状態)に近づけていくエクササイズです。現代はストレス過多で、それが心と身体に影響を与えています。いいかえれば、その影響で運動しなくても筋肉は緊張状態にあるということです。その結果、血行不良や冷え、むくみ、疲労感などを招いています。しかし、それを体質だと思っていらっしゃる方も多いですね。まずは、ナチュラルエクサイズで筋肉の緊張をなるべく取り除いて、骨格が整いやすい状況をつくっていくんです。
G:なるほど。フットセラピー(足操術)についても教えてください。
Y:フットセラピーは、西洋の「リフレクソロジー(反射療法)」と東洋の「ツボ経絡療法(ツボ押し)」そして、運動生理学の「筋弛緩(筋肉を緩める)」の3つを応用しています。それぞれの利点を組み合わせたセラピーですね。自律神経やホルモン調整をはかり、気血(※東洋でいう気:エネルギーと血のこと)の流れを円滑にすることで、内臓の働きを整えたり、不定愁訴(※1)の改善を狙っていきます。
(※1不定愁訴:頭重・いらいら・疲労感・不眠など、漠然とした不快感を伴う自覚症状を訴えるが、それとからだの異常との関連がはっきりしないもの。)

G:コミュニケーションスキルについては、後ほど詳しくお聞きするとして・・・・理論的な裏づけがしっかりしているのに、エアロフットセラピーのレッスンは心地よく時間が過ぎていく感じですよね。
Y:レッスンをぱっと見た感じは、裸足で足裏をさわったり、歩いてみたりしているな〜という感じに映るようですが、実際に受けてみてビックリ!の声はとても多いです。今となっては、お約束のようなリアクションになっていますが(笑)。
G:はい。私もその一人です(笑)。初めてレッスンを受けたときに、あまりに脚が軽くなって大変驚きました!それと同時に、今まで普通だと思っていた脚のだるさや重さは、なんだったんだろうとすごい疑問が沸いてきたのを鮮明に覚えています。
Y:そうですね。一般の方よりも、インストラクターのほうが、劇的な変化を体感される方が多いです。かなり身体を酷使されているからではないでしょうか?そもそも、このプラグラムを立ち上げるきっかも、インストラクター自身の体調改善に役立ててほしいという思いがあったからなんです。

不調や不安を抱えるインストラクター達


G:私もフリーインストラクターを約6年続けたあたりから、腰痛に悩まされました。2年間くらい整体やマッサージに通いこれが一生続くのかな〜と不安になりましたね。
Y:インストラクターは頑張りやさんが多いですからね。オーバーワークはもちろんですが、ゆっくりケアする時間がないまま次のクラブへ移動しなくてはならないことも、身体に違和感を感じたり、冷え、むくみ、生理不順、などの不定愁訴を招いている1つの要因だと思います。ケアをする方法を知れば、短時間でもかなり効果はあるはずです。
G:私自身、フットセラピーをはじめたら腰痛はどこへやら・・・でビックリしました。オイルを使うと踵もツルツルになるので、YOGAをしていてもはずかしくありませんし(笑)。
Y:一石二鳥ね(笑)。体調だけでなく、自分もメンバーさんも年齢があがってきたことに対する不安の声も、当時よく聞きました。このまま、レッスンをガンガンやり続けられるのか、メンバーさんも何とかついてきてくれているけど、無理をしている気がするとか。でも、フィットネスは、元気一杯に汗をかいて、息をはずませてしなくちゃいけないし・・・とか。汗をたくさんかく=フィットネスみたいな感覚が業界全体にもあったのでしょうね。


  • 業界を支えるアラウンド40(アラフォー)世代

  • G:現在、多くのフィットネスクラブで働くインストラクターは、いわゆるアラフォー(40歳前後の)世代が中核をなしてきていますね。結婚、出産を経てからインストラクターになる方も多いし、復帰をする方も増えましたし。
  • Y:ベテランインストラクターが多くて頼もしいですね。同時に、精神的な充実感はありながら、身体の変化を感じる事が多くなる年齢かもしれません。このエアロフットセラピーを開発に導く人々との出会いは、私がちょうど40歳のときでした。私自身も、なんだか身体が今までのようには無理がきかないなあ〜とうっすら感じてはいて、でも、認めたくない気持ちもあったり(笑)。
  • G:自分の提供するフィットネスとは・・・を考えはじめる年齢なのかもしれないですね。それにしても、東洋的な健康法(ツボ・経絡など)を西洋(フィットネス)と融合させることに戸惑いはありませんでしたか?
  • Y:実は、中学生のころ日中国交の親善大使として中国遠征を経験したのですけど、その時に捻挫をしてしまって、確か、「はり」をしてもらったら腫れがひいたんです。その時のとても驚いた記憶が残っていて、エクササイズプログラムとして普及させたいというご相談を受けたときにもすぐにOKしました。しかも、開発段階でプロジェクトチームのインストラクターがみるみる体調改善されていくので、これはきっとインストラクターにもメンバーさんにも良いはずだ!と確信しましたね。

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