■Stability Ball エクササイズの目的と効果■
日本の皆様こんにちは。 Norma Shechtman です。(Biography についてはこちら 、関連記事 Pilates についてはこちら をご覧下さい。)
Stability Ball エクササイズの目的と効果は、次の9つになります。
1. Mobility( 可動性 )
2. Stability( 安定性 )
3. Balance (平衡感覚を強める)
4. Stretch (筋肉の緩和)
5. Circulation( 新陳代謝増進 )
6. Coordination( 体調を整える )
7. Posture Control ( 正しい姿勢を作る )
8. Cardiovascular fitness( 有酸素運動である )
9. Fun (楽しくエクササイズをし、リフレッシュできること)
人間のバランス感覚は、左右の筋肉の配分が均等になり、脊柱がしっかり定置に置かれるようになれば、さらに磨かれていく人間の特性です。逆にいうと、バランス感覚がある人は、体全体の整骨がなされ、それを取り巻く筋肉組織が均等化されているということですね。
しかし、人間誰しもどこかに整体的にひずみがあるものです。Stability Ball では、筋力アップとともに、体の左右対称を目指し、バランス感覚をアップする数多くのエクササイズが行えます。Stability Ball は その上でエクササイズするときは、体から発する無駄な力を吸収し、いわゆるクッション効果をもたらします。例えば、マットの上で腹筋をするより、ball の上ですると、腰への負担が軽減します。また、ウェイトトレーニングはある部分に対し効果がありますが、 Ball を持ってする場合はソフトに体全体へ負荷をかけることが出来ます。両方のメリットを活かし、ウェイトと組み合わせたエクササイズもたくさん考えられますね。後で、 Ball を使った効果あるエクササイズを紹介しますので参考にしてください。
Ball を使ったエアロビクススタイルのグループレッスンは年齢層関係なく、楽しみながら効果が出せます。また、各種レッスン後のストレッチ、筋力トレーニングにも使われています。幅広い tool です。確かに収納にはアメリカでも工夫がいります。レッスンを受ける人数分確保しないといけないわけですから。予備数がかなりいるわけです。しかし、 Tool として、安全な Stability Ball は fitness の世界から消えることはないでしょう。日本でももっと広がっていくといいですね。USA では、 Indoor cycling のレッスンの中に ball exercise を組み入れる方式も、どんどん広がっています。
レッスンを始める前に大切な事は、ball の上に座ることです。膝を90度にしまっすぐに背中を伸ばしてみます。 両手を広げ、片足ずつ伸ばして床から上げて見ましょう。自分のバランス度を計れるポーズです。人間誰でも効き足効き手があります。器用でない側を鍛えることは脳をバランス良く活性化することでもあります。
そして、それからレッスンに入ります。Ball は片手で持ち上げる事もありますが、たいていは両手で持ちます。Ball を持って、エアロビクスをしてみましょう。体全体に負荷が安全にかかります。床面長いほうを使って、スクワットなどで進むのもいい。45分くらいがちょうどいい時間でしょう、そして、ウェイトなどと組み合わせた筋力トレーニングを20分くらい、必ず最後はストレッチの時間もとりましょう。
では、エクササイズポーズの写真を見ながら解説しましょう。
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