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エクササイズの解説ページです。毎日のトレーニングやレッスンの参考にご活用下さい。
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【 肩 】
〜複雑な筋肉構成の肩周り(2)〜
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肩とは肩甲骨・鎖骨・上腕骨の3つの骨からなり、腕の動きを中心にトレーニングをとらえる事が大半です。
関与している筋肉は、三角筋を中心に、僧帽筋や肩甲骨周りの筋肉(肩甲挙筋・菱形筋・棘下筋・棘上筋 大円筋・小円筋)また大胸筋なども関与する複雑な関節です。トレーニングの際には、何処をトレーニングしているか明確にする事が大切です。筋肉依存型の関節ですので充分トレーニングしたいものです。 しかし筋力のバランスによって、疲労しやすいものもありますので注意して行いましょう。 腕の角度、外旋、内旋と微妙な位置で随分と使われる筋肉が違ってきます。効果的に行うためには、確認が大切です。
■ショルダープレス:三角筋中部 僧帽筋上部
1)肩の横に拳を固定する。肘が身体の横に置きます
2)拳を上に押し上げる。(吐く)
3)元に戻す(吸う)
手を耳の横に当てるように位置しましょう。腕が後ろに行きすぎると背中に効いてしまいます。拳を真上に突き上げるような意識です。肘が身体の横にあるように軌道を意識しましょう。
■リアレイズ・ロングレバー:三角筋後部・菱形筋・僧帽筋中部
1)足を軽く前後に開き、上体を30度ほど前傾させる。
2)腕を真下におろす
3)肘を少し曲げ固定させ、そのまま横方向にゆっくり上げる。(吐く)
4)元に戻す。(吸う)
手の甲を後ろに向けるように意識しましょう。又、肘の位置で効くところが違ってきます。肩の後ろ、肩甲骨の間を意識するようにしましょう。
■リアレイズ・ショートレバー:三角筋後部・菱形筋・広背筋
1)足を軽く前後に開き、上体を30度ほど前傾させる。
2)腕を真下におろす。
3)肘を曲げながら上に引き上げる。(吐く)
4)元に戻す(吸う)
肘を出来るだけ上に引き上げましょう。肘が上に行くほど、広背筋にも効いています。肘の挙げる位置によっても効くところが違っていますね。肘の高さが低くなるほど広背筋に効きます。反対に菱形筋、僧帽筋中部に効かせたい場合は肩の横に肘を挙げるとよいですね。
■シュラッグ:僧帽筋上部・肩甲挙筋
1)腕を体側に付ける
2)肩を耳に近づけるように引き上げる。(前から後ろに回すように)(吐く)
3)後ろに降ろす(吸う)
肩をまわすようにすることがポイントです。肩甲骨周り全体を動かすように意識しましょう。挙げることだけを意識すると疲れやすくなってしまいますので、肩を引き下げることを意識した方が、バランスよくトレーニングできますよ。